2011年02月21日

~<性の意識調査、纏まる>厚労省~

某月某日
「第5回男女の生活と意識に関する調査」結果が纏まった。
 これは、厚生労働科学研究費補助金で「望まない妊娠防止に関する総合的研究班」(分担研究者・北村邦夫・社団法人日本家族計画協会家族計画研究センター所長)が、1月に纏め、発表したもの。

調査項目は
(1)日常生活や考え方について
(2)性の意識や知識について
(3)対象者自身の性行動について
(4)初めてのセックス(性交渉)について
(5)現在の避妊の状況について
(6)低用量ピルについて
(7)子宮頸がん予防ワクチンについて
(8)人工妊娠中絶について

 調査にあたっては、<層化二段無作為抽出法>を<用い、平成22年9月1日現在満16~49歳の男女個人3,000人を対象として行われ>た。期間は<平成22年9月11日(土)~9月28日(火)に実施><有効回答数は、1,540人(男性671名、女性869名)、57.2%><回答者の平均年齢は男性33.8歳、女性34.5歳>であった。

<性に関わる情報は中学卒業までに知っておきたい>
<性に関する事柄を16項目あげ、それぞれについて一般的には何歳くらいの時に知るべきだと思うか><国民の大半はこれら16項目については15歳まで、すなわち義務教育終了までには知るべき>と考えている。<特に、“コンドームの使い方”を中学3年生に教えることは不適切であると烙印を押されかねませんが、15歳までに知るべきと回答した国民の割合は、>
<第1回目(02年)・・・62.8%
 第2回目(04年)・・・61.8%
 第3回目(06年)・・・68.7%
 第4回目(08年)・・・68.5%
 第5回目(10年)・・・67.2%
と、6割を超えている>

その他の、2010年の結果項目(カッコ内は02年)では、

男女の心と身体の違い・・・・・・・92.6%(90.3%)
二次性徴、月経、射精などの仕組み・93.0%(90.8%)
受精、妊娠、出産、誕生のしくみ・・89.8%(86.7%)
セックス(性交渉)・・・・・・・・ 73.4%(0.0%)
避妊法・・・・・・・・・・・・・・76.3%(75.0%)
人工妊娠中絶・・・・・・・・・・・65.1%(66.8%)
エイズとその予防・・・・・・・・・77.1%(75.1%)
エイズ以外の性感染症とその予防・・74.2%(72.3%)
多様な性のあり方・・・・・・・・・59.4%(50.6%)
性的被害の対処法・・・・・・・・・66.2%(61.0%)
男女間の平等や助け合い・・・・・・80.4%(73.1%)
結婚・・・・・・・・・・・・・・・59.5%(49.9%)
離婚・・・・・・・・・・・・・・・56.1%(45.7%)
人と人とのコミュニケーション・・・86.4%(76.0%)
性に関する倫理や道徳・・・・・・・76.8%(70.9%)

<異性間での累積性交経験率に男女差なし>
<「あなたが、最初に異性とセックス(性交渉)したのは何歳の時ですか」の問いに対して、男女1,301人(男性565人、女性736人)の結果><性交経験者での平均年齢は19.0歳(男性18.9歳、女性19.1歳)><15歳時点での経験率は、現在16~19歳の女性は1.6%、男性は6.6%><性交開始が低年齢化、加速化しているという印象は受け>ない。

<セックスレス化がさらに進化。婚姻関係にある人では40.8%>
<日本性科学会は1994年にセックスレスについて、「特殊な事情が認められないにもかかわらずカップルの合意した性交あるいはセクシュアル・コンタクト(ペッティング、オーラルセックス、裸での同衾など)が1ケ月以上なく、その後も長期にわたることが予想される場合」と定義><本調査では、これまでにセックスをしたことがある者(1,301人)に、この1ヶ月間のセックス回数を聞いたところ、
「1回」・・・15.1%
「2回」・・・11.1%
「3回」・・・8.2%
「4回」・・・6.9%
「5回以上」・8.7%>
<「この1ヶ月間は、セックス(性交渉)をしなかった」は45.3%><婚姻関係にある回答者(初婚・再婚)でも40.8%が該当><年齢階級別には婚姻関係にある40歳以上では5割近くとさらに高率>となっている。

<婚姻関係にある人がセックスに対して積極的になれない理由>
<「出産後何となく」・・・20.9%(男性18.9%、女性22.1%>
<「面倒くさい」・・20.9%(男性10.7%、女性26.9%>
<「仕事で疲れている」・・16.1%(男性19.7%、女性13.9%

<若年男性の「草食化」は事実か>
<2010年は男性の草食化が話題になりましたが、2008年と2010年とを比較すると、それを裏付ける結果>となった。<セックス(性交渉)をすることに、関心がないと嫌悪しているを加えた割合をみると、男性だけではなく女性でも、その割合が高い>ことが、わかった。
<セックス(性交渉)をすることに、「関心がない+嫌悪している」割合の推移(%)>(カッコ内は2008年)
<男性16~19歳・36.1%(17.5%)
   20~24歳・21.5%(11.8%)
   25~29歳・12.1%(8.3%)
   30~34歳・5.8%(8.2%)
   35~39歳・17.3%(9.2%)
   40~44歳・18.4%(13.1%)
   45~49歳・22.1%(8.7%)

 女性16~19歳・58.5%(46.9%)
   20~24歳・35.0%(25.0%)
   25~29歳・30.6%(25.0%)
   30~34歳・45.8%(30.4%)
   35~39歳・50.0%(35.7%)
   40~44歳・55.6%(47.5%)
   45~49歳・58.6%(45.4%)>

<この一年間の避妊、「いつも避妊している」「避妊したり、しなかったりしている」は56.9%。避妊法は85.5%がコンドーム、低用量ピルは3.4%。>
<これまでにセックス(性交渉)をしたことのある男女(1,301人)に、この1年間の避妊の状況を聞いたところ、
「いつも避妊している」・37.8%
「避妊をしたり、しなかったりしている」・19.1%
「避妊はしない」・17.8%
このうち、「いつも避妊している」と「避妊したり、しなかったりしている」と回答した者(740人)に、主な避妊方法を聞くと、
男性用コンドーム・85.5%
膣外射精(性交中絶)・15.9%
経口避妊薬(ピル・飲む避妊薬)・3.4%
オギノ式・3.2%
基礎体温法・1.4%
不妊手術(女性)・1.2%
子宮内避妊具(IUD/IUS)・0.9%>
と、なっている。


*これらの調査分析というのは貴重なもので、ラブホテル・レジャーホテルのマーケティング、サービスの在り様もみえてくることになる。
 過日、関西の郊外店を経営するNさんと長話しになったが、彼曰く「今の、若年層の車離れがあるでしょう。彼らは、車どころか免許も取らなくなってきているわけですよ。そうなると郊外のレジャーホテルはどうなります? ターゲットを洗い直し、サービスの内容を吟味せなならんでしょう。それに、4号になったら看板があかんでしょう。だから、HOTEL NAVI が必要になってくるわけですよ」とのこと。

さぁ、今日は、こらからセミナーです。
皆さんにお会いできるのが、何よりです。
そう、関西のYさん、本当にありがとう。深謝。

ラブホテル・レジャーホテル経営の情報発信基地
(株)テイダン 店主 湯本隆信・・yumoto@teidan..co.jp




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2011年02月15日

~そのホテルの賃金体系は適法か~

某月某日
 昨年10月、全国の都道府県別、最賃(最低賃金・時間当り)が発効された。

 このことにより、時間当たり賃金で、もっともアップしたのは東京の30円となって、時間当りでは821円となり、もっとも低いアップでは、岐阜・和歌山県の10円であったが、時間当りでは、岐阜が706円となり、和歌山は684円となった。

 この答申は、平成22年9月10日、厚生労働省から、以下のように発しられている。

<-平成22年度の地域別最低賃金の答申―>
<~全国加重平均額は730円に~>

<平成22年8月6日に中央最低賃金審議会が提示した答申を踏まえて、各地方最低賃金審議会において調査・審議が行われ、同年9月9日までに、すべての地方最低賃金審議会で答申がありました><答申された最低賃金額は、今後、都道府県労働局において、関係労使からの異議申出に関する手続を経て、正式に決定されます。>

<【平成22年度地域別最低賃金のポイント】
・全国の加重平均額は730円(昨年度713円)。
・引上げ額は時間額10円から30円で、現在の仕組みとなった平成14年度以降、最大の全国加重平均17円の引上げ。
・最低賃金額の分布は642円(鳥取、島根、高知、佐賀、長崎、宮崎、鹿児島及び沖縄県の8県)から821円(東京)。
・最低賃金が生活保護水準を下回る額(以下「差額」という。)がある12都道府県(北海道、青森、宮城、秋田、埼玉、千葉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫、広島)のうち、北海道、宮城、東京、神奈川、広島を除く7府県は差額を解消。>

 時間当りの最賃がアップされたことによって、すべての基本形態が変更される。例えば、「時間外労働」「休日労働」「深夜労働」。さらには同じ割増賃金としても、「休日労働+時間外労働」「時間外労働+深夜業」「休日労働+深夜業」などだ。これらは、厳格に労働基準監督官の「臨検監督」などもあり、グレーゾーンはない。
 ラブホテル・レジャーホテル業にとっては、365日・24時間営業の形態として、いささか手間のいる解釈が必要ともいえる。例えば、満室時における対応は、さらには深夜における“勤務と賃金”は。「一週間40時間労働、1日8時間の法定時間労働、所定労働時間」「年次有給休暇」「6カ月に一度の健康診断」のケースは? 等々。これらの違反は“労使紛争”を生み、監督所管の処罰対象ともなる。

 これらの「雇用・労務管理」については、来週21日(月曜)に開催される。≪LH-NEXT経営セミナー≫で、特定社会保険労務士・柚木徹氏が詳細に事例を示しながら、その対応を講演していただきます。急を要する問題といえます。

 過日、4、5人のオーナーさん方が来社。皆さん、40、50代。もちろん、と言いますか、まぁ、夕刻ですね。何時もなら、ビールからワインということになるわけですが、この日は違いました。関西のNオーナーから頂いた絶品の焼酎「魔王」です。しかも、一升瓶。いゃー、旨いですね。「政令改正」「届出」「確認書」。ここまでくれば、“貴方任せ”というわけで、あっという間に空っぽ。それではとワインに舵を切ったら、話題は各々の家族の話であったり、“私の履歴書”。あるオーナーさんは、小学で家出、中学生で一人暮らし。この話を聞いていたら、先日読んだばかりの芥川賞作品、『苦役列車』(西村賢太・『文藝春秋』・三月号)の主人公・貫多を想いだしました。もっとも、このオーナーさんは、どういう裏ワザを使ったのか、大学まで行ってますがね。
 久しぶりの旨い酒でした。ホンのちょっとの、いつもの余興を除けば。

 そういえば、来週のセミナーの賀詞交換会で、新年会をやりましょう。「魔王」は、たぶん無理ですが・・・。
できれば、名刺をお忘れなく。

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2011年02月14日

~新法ホテル、各地で捜査?~

某月某日
 2月に入って2週間余り。先月31日に締切られた“4号への届出”は、予想されたように各地で混乱が生じたようだ。
 もっとも大きな事例は、「要件に抵触していないから、受付けられない」というものであり、「今現在、旅館業法に違反しているから、受付けられない」というものであった。そんな中である地域の経営者等は結束して、所轄に交渉に行っている場面も見られた。

 この1日には神戸で、新法ホテルがゲーム機ソフト使用ということで、「著作権法違反」容疑で摘発され、逮捕という事態になっている。
 ゲーム機ソフト使用におけるホテルでの摘発は、2002年7月に愛知県で事例が確認されているが、“逮捕”には至っていない。もちろん、「著作権」は守られなければならない法律の一つではあるが、一般的なホテル・旅館、リゾートホテルあるいは温泉旅館で、逮捕者がでたというニュースは、耳にしていない。かつて映画、とりわけ洋画においては、業界で散見された記憶はあるが、その多くは、200万~300万円の“和解金”で終了し、逮捕者がでた記録は、多くはない。また、音楽ソフトではJASRAC(日本音楽著作権協会)が窓口となり、“包括契約”(一曲づつではなく)となっているため、カラオケ業界のメーカーなどは、JASRACに支払う形となっている(一部、沖縄や海外のソフトはその限りではない)。

 現在、ある地域の所轄は、新法ホテルをターゲットに、「フロントは遮蔽されていないか」「金銭・カギの授受は行われているか」「ドアキーはフロント操作になっていないか」「部屋の中に、4号に抵触するものはないか」等々、私服の二人連れで調査中とのこと。ある経営者は、「私共は、新法のホテルは4号に触れないように、しっかりやっていますけど、4号で届出したホテルは、未だに“確認書”がでていないわけですよね。新法を調査している場合でしょうか・・・」といい。また、ある経営者は「この間、うちの新法ホテルにきましたよ。もちろん、私服で。でも顔を知っているもんですから声を掛たら、新法が終ったら、4号を調べる、といってました。所轄も大変ですね」という。

 法令は「遵守」しなければならない。施行されたならば、「遵守」して当然のことである。かつてのように、グレーゾーンはない。この2月に入った今日あるのは、「4号か新法」である。大いに、注意すべきである。

 なお、弊社主催の<LH-NEXT経営セミナー>【2011年・新たな経営元年】≪4号・新法ホテルの法遵守とは?≫の中で、是非聞いて欲しいのは、「許されること、許されないこと」の講座です。セミナーは、来週21日(月曜日)に開催されます。
 また、セミナー終了後は、講師の方々にご参加いただき、賀詞交歓会なども予定に入っておりますので、よろしければ、ご参加ください。

まだまだ、寒き日々もございます。
どうぞ、ご自愛のほどを。
東京は、午後から雪とか・・・。

ラブホテル・レジャーホテル経営の情報発信基地
(株)テイダン 店主 湯本隆信・・yumoto@teidan.co.jp






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